岐阜県博物館

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11月20日(日) 博物館学芸講座「大坂の陣と美濃」を開催しました

 九州大学の 福田 千鶴(ふくだ ちづる) 教授が「大坂の陣と美濃」をテーマに、当館ハイビジョンホールにて今年度8回目となる博物館学芸講座を開催しました。約110名を超える参加者がありました。

 講座では、大坂の陣に至るまでの徳川方の中心とした動きや、関ヶ原合戦後から大坂の陣までの秀信(信長の嫡孫)、信雄(信長の次男)、有楽(信長の弟)ら織田家や稲葉家などの美濃の大名の動向についてお話しいただきました。また、大坂の陣によって美濃を基盤とする織田家、稲葉家はともに再興の機会をうかがっていたが、それが果たされなかったこと、斎藤一族は春日局の縁故で徳川家光の時代に旗本化したことについても解説されました。

 参加者からは、「先生の鋭い近世の見方で目にうろこでした。分かりやすい解説に引き込まれていきました。」「美濃から大坂の陣を見返すおもしろさを教えていただきました。」、「視点が美濃から大坂なので新鮮な感じで面白かった。」「大坂の陣、当時の美濃の動き、特に稲葉氏の勢力の大きさがよく理解できた。また、秀頼像が既知のものと大きく変わった」などの感想がありました。

  

 岐阜県博物館では、今年度12回の博物館学芸講座を予定しております。

 次回の第9回目は、12月3日(土)13:30~15:00に、滋賀県立大学の 中井 均(なかい ひとし) 教授が「美濃の城 ~戦国の城から織田・豊臣の城へ~」をテーマに講演を行います。是非ご参加ください。  

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