岐阜県博物館

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博物館の案内

 

ご あ い さ つ

 岐阜県博物館は、県立の総合博物館として昭和51年5月に開館して以来、「岐阜県にゆかりのあるもの」を中心にした調査研究・資料収集・保管・展示を行うことで、県民に広く学びの場を提供してまいりました。この間、岐阜県の学術文化及び博物館教育の拠点として、大変多くの皆様にご利用いただきましたことを心から感謝申し上げます。
 令和2年度は館内での展覧会(特別展、特別企画展、企画展、マイミュージアムギャラリー展示)のほか、外部機関との連携企画展や移動展を多数計画しておりました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症のまん延防止のための非常事態宣言が国内全域に発令され、国内の各所で公共施設が閉鎖となり、当館も4月3日から5月18日にわたって臨時休館し、当初の計画の変更を余儀なくされました。こうした中で、特別展「光秀が駆けぬけた戦国の岐阜」では、信長・秀吉・家康や明智光秀とともに活躍した岐阜ゆかりの武将にかかわる文書・甲冑・出土品などを展示し、美濃と飛驒の地と人が中世~近世の時代の変化に果たした役割を探る展示を行いました。特別企画展「みんなの恐竜学」では、県内初公開のカマラサウルスの幼体の復元骨格や、国内初のタイ王国恐竜足跡化石産地のVR展示などにより幅広い世代が楽しめる恐竜展を開催しました。企画展「ヒアリがやってくる―外来生物とはなにものか―」では、当館所蔵の外来生物の標本を展示して、岐阜県で見られる外来生物の現状から、ふるさと岐阜の豊かな自然が抱える問題を考える展示を行いました。このほか、博物館・図書館連携企画展「千磨百錬 よみがえる赤羽刀 前篇」、博物館・岐阜大学連携企画展「岐阜大学と岐阜県植物誌」、移動展「飛騨と岐阜県植物誌」等、館外で開催する展覧会も実施することができました。しかし、博物館・図書館連携企画展「オリンピックの歴史とデザイン」など、当初予定していた展示をやむなく中止にしたものもありました。
 令和3年度は、特別展「薩摩の陶と刀 ―響きあう美濃との歴史と文化―」では、鹿児島県と岐阜県とのあいだで結ばれた姉妹県盟約50周年を記念して、岐阜の美術工芸として馴染みの深い「陶磁器」と「刀剣」に着目し、鹿児島が誇る「薩摩焼」と「薩摩刀」に焦点を当てた展覧会を開催します。特別展「今日から防災!-過去を知り、未来へ備えよう-」では、自然災害に焦点を当て、発生する仕組みを解説しつつ、災害発生時にはどのようなことが起こるのかや、家庭でできる防災や災害発生時のための備えについても展示、紹介してまいります。
 このほか、博物館・図書館連携企画展、博物館・岐阜大学連携企画展、移動展等、館外の県内各地で開催する展覧会も計画しています。また、三重県総合博物館(MieMu)との交流企画講演会を含む全18回の講演会や、収蔵庫探検などを含む全23回のけんぱく教室を開催するなど、広く県民の皆様が親しみ、学んでいただける催し物を多数計画しております。加えて、調査研究活動、資料収集保管活動、サポーター協働事業、外部機関との連携イベント、収蔵品や資料の館外展示による観覧機会の提供など、より一層の魅力発信に努めてまいります。

                      岐阜県博物館長  副 島 雅 浩      

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