6月4日(土) 企画展関連講座「工房見学(郡上本染)」を開催しました
開催中の企画展「伝統と創造 岐阜県重要無形文化財のわざと美」の関連イベントとして、出展作家・渡辺庄吉氏(県重要無形文化財「郡上本染」保持者)の工房を訪ねる見学会を開催しました。
天保年間に建築され、明治8年に現在の2階建てに改築された渡辺染物店の藍甕(あいがめ)を使った藍染めの実演の後、渡辺氏の案内で店舗奥の作業場を見学しました。
藍甕から出した直後は茶色、空気に触れると緑から青へとみるみる色が変化します。仕上げに水路で水洗いすると鮮やかな青色が現れました。
なかなか見ることのない藍染めのようすに子どもから大人まで興味津々。皆様、ご参加ありがとうございました。
展覧会は6月19日(日)まで開催しています。渡辺庄吉氏の作品も展示していますので、是非ご来場ください。