岐阜県博物館

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展覧会情報

過去のマイミュージアムギャラリー

マイミュージマムギャラリー令和5年度
2023/04/08(土)~ 2024/03/10(日)

マイミュージマムギャラリーでは、県民のみなさんのコレクションや作品を展示いただいております。
出展を随時募集中です。(年1回の審査があります。)

第6回展示
廃材がartに変わる 竹・木材のart ダンボール工作

2024/01/20(土)~ 2024/03/10(日)

 使われなくなった竹や木、ダンボールを材料に、その持ち味を活かして、昆虫、動物、恐竜、乗り物など様々な形を造ります。作者それぞれ作風に違いはありますが、廃材を上手く活用して、面白い形にすると言うコンセプトは同じです。ダンボールを使って恐竜や怪獣、童話をテーマに頭に浮かんだものを制作するのは暮石樹。竹、木材を材料にリアルな昆虫、可愛い動物を制作するのは野倉光春。両者は、共に芸術は難しいものではなく、もっと身近な存在であることを知ってほしくして、楽しみながら日夜制作活動しています。

第5回展示
一針一針願いを込めて
百徳きもの展

2023/11/11(土)~ 2024/01/08(月)

 金沢に江戸時代から伝わる百徳きものを作るという風習があり、生まれてくる子のために無事の成長を願い、一針一針縫い繋ぎ、きものにするという文化で、端布を近隣、縁者からもらい百枚集め、より多くの福を縫い入れて仕立てた物です。今で言う、ベビードレス・ベビーキルトに匹敵するのでしょう。そして縫い物文化も時の流れと共に刻々と変化している中、私達は日本のパッチワークの原点が、ここに有ったことを忘れず針を進めて行くことでしょう。

第4回展示
島田翠鳳の花鳥画展

2023/09/23(土)~ 2023/10/29(日)

 美濃市の出身、岐阜市に在住した日本画家・島田翠鳳(1922年~2002年)は竹内栖鳳画伯を師と仰ぎ、翠鳳の雅号を受けて花鳥画を得意とした画家です。岐阜県内に現存する島田翠鳳の肉筆画は希少で、四条派の流れを汲む日本画家・島田翠鳳の花鳥画を知る好機として鑑賞していただければ幸いです。
 花鳥画展で、優しい目をしたユーモラスな狸の描写や、細やかな筆使いの小鳥、蜜蜂たちのリアルな姿を見つけるなど、四季折々の掛け軸をご家族でお楽しみください。
 父、翠鳳より画法を継承した長男、島田恒鳳(1954~)の色紙も同時に展示いたします。

第3回展示
あの頃夢中になったヒーローヒロイン

2023/07/22(土)~ 2023/09/03(日)

 あの頃夢中になったヒーローヒロインをテーマにキャンディキャンディの人形とスーパー戦隊シリーズのフィギュアを展示します。
 私は、今は亡き父に一体のキャンディ・キャンディのお人形を買ってもらい、その人形の神々しさに汚してはいけないモノと思い毎日飾って眺めました。お顔の表情の色付けを一体一体手作業で仕上げるため同じ人形でも微妙に表情が違い、ドレスのバリエーションも魅力です。30年かけ収集して、100体を超えました。毎日キャンディ・キャンディの微笑みに包まれ幸せです。(石原氏)
 当時は夕方の放送だったスーパー戦隊シリーズを、私は毎週テレビに釘付けで身振り手振り真似しながら最高のテンションで観ていました。次回作の戦隊ヒーローが始まっても手に持っているのは前回作のロボット。見兼ねた父が新ヒーローのロボットをおもちゃ屋さんで買ってくれました。前回と新ヒーローのロボットをコラボして遊び、さらに年度ごとにヒーロー変わるたびに、毎年ロボットが増えていきました。時が経ち、弟も興味を持ち10年分以上のロボットを2人で遊ぶことが毎日の日課でした。遊ばなくなり、もったいないよねと父が営むお店に遊び心で並べていると、お客様に大好評。親子で収集し、気がつけば30年前のものまで揃ってしまいました。スーパー戦隊シリーズの1号ロボットを全て集めて展示させていただきます。親世代やちびっ子までいくら見ても見足りないほど、ぜひ「夢中」になってください。これはまだ小さかった私の家族の「あの頃」の思い出たちです。(中島氏)
 それぞれの世代で夢中になった人形やフィギュアを懐かしみ親しんで頂けると嬉しいです。

第2回展示
あそび ー楽しいひとときをデザインするー

2023/05/27(土)~ 2023/07/02(日)

 『楽しいひとときをデザインする』をコンセプトに、「実は100種類以上もあるトランプの世界」「岐阜にズームイン!」「壬申の乱 のぞいてみよう!! 武将のステータス」と3つのテーマの展示会を開催します。各テーマについて、親しんでいただけるように体験コーナーや、ワークショップなど、ハンドメイドによる「あそび」をいくつかご用意しております。ご来場の皆様に楽しいひとときをお過ごしいただければと思います。他に、卒業生紹介として、現役で活躍しているマンガ家の紹介や卒業制作記念展の選抜展を同時開催します。皆様のおいでをお待ちしております。

第1回展示
野原櫻州の世界

2023/04/08(土)~ 2023/05/14(日)

 郷土・揖斐川町が誇る野原櫻州画伯の作品を紹介させて頂きます。揖斐川町に在住しながら、当時は櫻州の存在は知りませんでした。収集しようと思い立ち、一点一点と収集している内に20数年立ち多くの作品が収集できました。櫻州が見た景色が多く残るこの地に私も住み75歳になり、櫻州の素晴らしい才能がわかるような気がします。全国に通じる才能を持つ、野原櫻州の魅力をみなさまに末永く伝えていければと思います。

第7回展示
おひなさまのセカンドライフ 福よせ雛

2023/02/04(土)~ 2023/03/19(日)

現代の諸事情によりご家庭で飾ることができなくなったお雛様。
まだ美しいまま “やむをえず手放さなければならないお雛様をもう一度何かの役に立ててあげたい” という持ち主様の思い受けて発案。
お雛様たちはみんなに “笑顔と福” を呼ぶ「福よせ雛」に生まれ変わり、人や施設や地域をつなぐキューピット役として全国各会場で新たな生活を送っています。
御嵩町も4年前より参加をし、お雛様たちが “みたけのまちづくり” の一翼を担ってくれてます。

第6回展示
土岐石 美の世界:樹木化石から色彩豊かな土岐石へ

2022/12/17(土)~ 2023/01/22(日)

土岐石とは、岐阜県の東農地方に産出する太古の木の化石で限られた地層、土岐砂礫層の中にのみ見付ける事の出来る貴重な石です。
碧と言われている青緑色の物や黄色・紅色等を基調としてそれに様々な模様が加わり、また遠い昔、木であった頃の虫食い跡、腐れ跡等がみられ、色合いの美しさ、種類の豊富な事に魅力があり、バラエティーに富んだ色が様々な想像力を掻き立ててくれます。
第5代将軍徳川綱吉に献上されて美しさに感動した綱吉が御止め石(採取する事を禁ずる)にした程の石なのです。
木から化石、化石から色彩豊かな石へと変化した不思議な石の魅力を紹介します。

第5回展示
パッチワークキルト展 -郷土愛を布に託して-

2022/11/12(土)~ 2022/12/04(日)

私がパッチワークキルトに出合ったのは35年前その時の感動が、今でも制作を続ける原動力となっています。糸で布と布をつなぐ作品は心を豊かにしてくれ、それと同時に人との繋がりを深めてくれました。パッチワークキルトがもたらした縁のある生徒さん達と共に独自のデザイン、色彩で仕上げています。まだまだ未熟な私達ですが、この度皆様に見ていただける機会を得ました事に感謝しております。私たちのパッチワークキルトをどうぞご笑覧くださいませ。

第4回展示
ねお展:アジール自由領域であり続ける地域のこれまで そして これから

2022/10/01(土)~ 2022/10/30(日)

本巣市北部の中山間部に位置する根尾は、他の地方同様に限界集落化がすすんでいる地域です。しかし、「根尾」という存在感は決して失われたわけではなく、今もそこには「祖先から受け継がれた生き抜く精神」が脈々と息づいています。    1500年以上、存在し続けている根尾地区は、さまざまな人たちにとって聖域、避難所、無縁所、あるいは自由な領域、つまり「アジール」であり続けてきました。「ねお展」では、7年間のフィールドワークや実践を通してみえてきた「アジールとしての根尾の過去、現在、そして未来」を展示します。

第3回展示
ーそこには文化がありましたー 漫画★アニメ 熱虫!夢虫!コレクション!!

2022/07/30(土)~ 2022/09/04(日)

鉄腕アトムをはじめ、ジャングル大帝、リボンの騎士、火の鳥、ブラックジャックなど多くの漫画を生涯描き続けた、漫画の神様・手塚治虫。
 私が物心ついた頃に、テレビで「鉄腕アトム」が放送され、本はもちろん文房具・お菓子・ゲーム・食器・服など多くのグッズにアトムなどが使用されるようになりました。
その後、偶然押入の奥から当時の本、「鉄腕アトム」が出てきました。懐かしさと感動で いろんな想いが蘇り、その作品の多さと絵のタッチに魅了され、いつしかグッズの収集に引き込まれていきました。
 今回はそんなコレクションの中から虫プロ時代のグッズ約2000点を展示し、漫画を通して当時の文化に触れて頂きたいと思います。

第2回展示
岐阜の虎画(とらが)の伝統と歩み

2022/06/04(土)~ 2022/07/03(日)

岐阜の虎画の始祖大橋翠石は渡辺小華に学び、明治33年パリ万博で金牌を受賞し、一躍動物画家として名を馳せるようになった。翠石出現後岐阜一帯では虎画を描く画家が多く生まれ、中でも玉置頼石は翠石に礼接し、研鑽に励み多くの門弟を導き一家を成して日本動物画協会を主宰した。
門弟の佐久間頼峰、森田玉仙らの死後野村玉蕉、髙松邦仙が師頼石の遺鉢を継ぎ現在に至っている。
 ここに伝統ある岐阜虎画の真髄なる秀作を修成し、贈る次第であります。

第1回展示
彩られた和傘の世界 梅村茂一展

2022/04/02(土)~ 2022/05/15(日)

 岐阜の伝統工芸品「岐阜和傘」に絵付けしたアート和傘は世界に一本だけの創作絵付け和傘です。ジャパニーズモダンとしてキリッとした日本の「粋」を発信しています。使用している番傘と蛇の目傘は男傘と女傘。「生きとし生けるものの鼓動」と「四季折々の花を愛でる」がコンセプトです。作者もいちの個性と作品への熱い思いが込められた一点物の絵付け和傘は41作品の展示です。鬼気迫る手描きの迫力と優雅で奥深い伝統的な意匠の岐阜和傘も展示いたします。日常触れる事の無い和傘をこの展覧会で身近に感じて、より興味を持ってもらえれば幸いです。

第7回展示
自分の可能性に向かって挑戦できる学校 岐阜城北高校の”魅力”

2022/02/05(土)~ 2022/02/27(日)

 本校は、金華山・岐阜城から北へ約7km進んだ、岐阜市郊外の緑の山々に囲まれた場所にあります。
校訓「至誠・進取・錬磨」のもと、全校生徒約650名が高い目標をもち、学科に関する資格取得やコンクールへの挑戦のほか、地域と連携した取組を行っています。また、部活動では硬式野球部をはじめ、各部が意欲的に活動し、魅力ある学校づくりに努めています。
 今回は、総合学科、生活デザイン科における成果物(衣装、布絵本、研究レポート、芸術作品など)をはじめ、部活動、学校行事などの写真等を展示し、本校の魅力を紹介します。

※予定しておりました関連イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のためすべて中止となりました。ご了承のほどよろしくお願いいたします。

第6回展示
収集30年の時 揖斐川石と世界に誇る根尾川菊花石

2021/12/18(土)~ 2022/01/23(日)

 自宅から歩いて約5分のところに揖斐川が流れていて子供のころから水遊びや魚取りなどの遊び場でした。30年以上前になりますが、地元が日本三大銘石の産地だと知り、川でたくさんの石を見ているうちに、気がつくと形・質・色・肌合い模様などの個性豊かな石の魅力に惹かれていました。
また、すぐ近くの根尾川には、菊花石という大変きれいな石があると聞きすぐに見つけにいきました。しかし世界的にみても珍しい石のため、なかなか見つけることができませんでしたが、いまでは指定区域以外の河原で採石したたくさんの菊花石に囲まれています。揖斐川石と菊花石を両刀使いで集める採石家はほどんどいません。
 私も73歳になりますが、その素晴らしさ、良さが分かってきたような気がします。そのため、いまでも新しい揖斐川石や菊花石との出会いを求めています。
 今回はこれまでに採石してきた中から揖斐川石と菊花石とそれぞれ60個以上展示します。ぜひ多種多様な個性をもっている揖斐川石と世界に誇る根尾川の菊花石をご覧ください。

第5回展示
染織のいろ -美濃友禅の世界-

2021/10/30(土)~ 2021/12/05(日)

 美濃友禅は、織物の歴史ある美濃の地において友禅技法に鮮やかな色彩を用いた独自の抽象表現を取り入れ立ち上げたものです。現在の変化が激しく、不安定で灰色のような時代においては、さまざまな困難を乗り越える力となる色を入れる事が大切です。今回は美濃友禅による染色がもたらす様々な「いろ」をお届けしますので、色の持つ力を感じて頂きたいと思います。また染色する絹素材の違いによる発色や風合いの差も見て頂き、染色に用いる道具なども展示します。心安らぐ世界をぜひご覧ください。

第4回展示
みんな描けちゃう 絵画教室作品展 絵手紙・水彩画・パステル画・油彩画

2021/10/01(金)~ 2021/10/17(日)

 絵手紙は、描いて楽しい、もらって嬉しい。絵も字も上手でなくていいのです。ゆがみも味のうち。心がこもっていればいいのです。水彩画は三原色(赤 青 黄)+白の4色ですべての色を作ります。輪郭は描かずモデルをよく見て描いていきます。油彩画は濡れたまま描いていくウエットオンウエットで半日で描き上げていきます。絵手紙、水彩画、パステル画、油彩画、すべて素早く上手に描く方法は
描き順をしっかりお教えすることです。すべての物に描き順があります。描き順が分からないから 絵が描けないのです。描くときは 歌を歌うように、スーイスイ、つるんつるん、ブツブツブツ、テンテンテン、掛け声と共に筆を運びます。これがまた楽しい。3歳の子供も分かって楽しく描いてくれます。初めて描いた人も自分の上手さにビックリです。
 皆がみんな、なんでも描けちゃうんです。こんな楽しく描いた皆さんの作品を是非観に来てください。

※臨時休館のため9/18予定のところ10/1より開場いたします。(チラシは変更前の会期となっています。)ご注意ください。

第3回展示
プラモデル作品コレクション

2021/07/31(土)~ 2021/08/26(木)

 岐阜コクピットは、岐阜市や各務原市を中心としたプラモデル好きが集まり、45年程前に結成されました。子どもの頃に駄菓子屋さんで出会ったプラモデルに夢中になって、作りはじめの頃は1日で完成。やがて色を塗り、写真や図面を参考に手を加えたりとその魅力はいくつになっても尽きません。会員達が長年にわたり作り溜めた作品も、飛行機・船・車・ガンダム等々数知れず。その一部をお楽しみください。

第2回展示
懐かしのビン・コレクション 再び

2021/06/05(土)~ 2021/07/18(日)

 22年前に行きつけの骨董屋の主人から戦前の珍しい形のサイダーのビンを見せられたことがきっかけでガラスビンに興味を持ち、ビンの色合いやビンが醸し出す独特の美しさに魅せられました。清涼飲料水や牛乳、調味料から始まって、薬、インク、化粧品のビンやガラス製品を集め、平成22年にマイミュージアムギャラリー展示「懐かしのビン・コレクション」を開催しました。今回の展示では、前回から新たにコレクションに加わったビンやガラス製品を中心に約700点を展示し、ビンやガラス製品の魅力を紹介します。

第1回展示
西美濃の書画家展

2021/04/10(土)~ 2021/05/16(日)

 今から、40年ほど前、父親からもらった掛け軸の中に幕末の彦根藩(滋賀県)の家老であった岡本黄石の書画がありました。この書画がなぜ実家にあるのか疑問に思い、いろいろと調べていくと、時代背景や作者の生き様、交友関係などが分かり、書画との縁というものを感じるようになりました。
 これがきっかけとなり、書画蒐集に興味をもち、集めるだけでなく、手に入れた作品の由縁や作者について文献で探したり、作者の子孫にあたる人を探して話を聞いたりするなどして、納得がいくまで詳しく調べるようになりました。
 特に、西濃地方を中心に、岐阜県にゆかりのある書画家の作品を蒐集するようになり、今では、掛け軸、巻物、置物等が400点ほどになりました。今回は、その中から80点あまり展示します。中には資料的に貴重な作品もあり、多くの関連事実が判ります。どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

第6回展示「小笠原流 弓と礼法」
2021/02/06(土)~ 2021/03/21(日)

小笠原流は鎌倉時代より続く武家礼法、弓術、弓馬術の流儀です。現在は31世宗家小笠原清忠(きよただ)氏の指導により、全国約700名の門下生が修練しています。今回の展示では、普段は時代劇の一幕でしか見ることのない、武将たちが重んじていた立ち居振る舞いや人生の通過儀礼、武を示すとともに様々な祈りを表すための弓馬の技や作法を、様々な道具や写真を交えながら紹介します。

第5回展示「現代によみがえる着物と帯」
2020/12/05(土)~ 2021/01/24(日)

古裂美術工房は、貴重な着物や帯の収集・保存・展示を行うとともに、そのデザイン・縫製技術を研究し、「姫きもの」というミニチュアの芸術作品として現代に甦らせています。また、代表の吉野孝子さんは2018年世界最大の帯コレクションとしてギネス認定されました。今回は、吉野さんが収集した帯や、岐阜市在住の中村和世さんをはじめとする会員が制作した「姫きもの」などの作品を展示に加え、諸事情によって手放された雛人形を再生した「福よせ雛」も展示します。

第4回展示「増田孝コレクション 自筆書状の魅力」
2020/09/19(土)~ 2020/11/23(月)

岐阜県博物館資料収集委員を2年務められた増田孝さんは、古筆研究の第一人者であり、親しみやすい語りでTV番組でもおなじみの人気鑑定士です。今回は、当館開催の特別展「光秀が駆けぬけた戦国の岐阜」にあわせて、増田さんが古筆を研究する中で収集した自筆書状約60点を展示します。前期は戦国武将の書状を中心に、後期は能書として知られる天皇や茶人、女性などの書状の展示を通して、増田さんがそれぞれの書状を収集した思いや書状から読み解くことができる人物像、そして自筆書状の魅力を紹介します。

第3回展示「生命のれきし40億年・木彫り恐竜骨格模型展」
2020/07/11(土)~ 2020/09/06(日)

渡辺基文さんは、10歳の頃に遊びとして化石採集をはじめ、それ以来64年にわたって全国各地の化石産地へと足を運んで化石を採集するとともに、外国の化石にもふれ、生命の系統樹、進化にそった化石を収集してきました。今回は、5,000点以上のコレクションの中から約200点の化石を展示し、生命のはじまりから生命を40億年支えてきた生物の歴史を紹介します。また、田渕良二さんは、木彫りで恐竜の骨格模型を制作しています。その精巧さは高い評価を受け、全国各地で展覧会が開催されました。今回は、これまでに制作した恐竜をはじめとする骨格模型約30点を展示します。

第2回展示「懐かしのビン・コレクション 再び」!!中止!! 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため
2020/06/27(土)~ 2020/06/28(日)

瑞穂市在住の山田正利さんは、22年前に行きつけの骨董屋の主人から戦前の珍しい形のサイダーのビンを見せられたことがきっかけでガラスビンに興味を持ち、ビンの色合いやビンが醸し出す独特の美しさに魅せられました。清涼飲料水や牛乳、調味料から始まって、薬、インク、化粧品のビンやガラス製品を集め、平成22年にマイミュージアムギャラリー展示「懐かしのビン・コレクション」を開催しました。今回の展示では、前回から新たにコレクションに加わったビンやガラス製品を中心に約700点を展示し、ビンやガラス製品の魅力を紹介します。

第1回展示「《たかす開拓記念館移動展》未来を夢見た 開拓ものがたり ―満州から高鷲へ―」 4月4日(土)開催予定を延期
2020/06/02(火)~ 2020/06/28(日)

高鷲をはじめ郡上地域では、明治から戦前、戦中にかけて、多くの人々が北海道や満州へ開拓民として送り出されました。戦後、満州から引き揚げた人々によって高鷲地域も開拓されました。たかす開拓記念館は、こうした苦難を乗り越え豊かな郷土を築いてきた先人の「拓く力」をテーマとして、開拓のあゆみを紹介しています。今回は、記念館が所蔵する民具やジオラマなど約50点を展示するとともに、開拓者の証言映像や当時の写真を通して開拓のあゆみを紹介します。

第6回展示「美濃源氏土岐一族と明智光秀」
2020/01/04(土)~ 2020/03/08(日)

美濃源氏フォーラムは、美濃源氏土岐一族の歴史検証と、その歴史を活かしたまちづくりを行っている団体です。今回の展示では、これまでの美濃源氏フォーラムの研究・活動の成果を活かし、岐阜県内各地の土岐一族ゆかりの歴史資料や土岐氏ゆかりの社寺、城址、史跡等をパネルで紹介します。また、土岐一族とされる明智光秀についてもあわせて紹介します。

第5回展示「関藩主大嶋雲八と現代甲冑展」
2019/11/02(土)~ 2019/12/22(日)

関市甲冑同好会は、甲冑師の指導を受けて戦国時代に実際に使用された実践向きの甲冑を、できる限り忠実に再現し製作している団体です。会員の中には、製作した甲冑を身に着け「美濃国関孫六隊」として、各地のイベントに参加しています。今回は、会員が製作した甲冑約25点を展示し、その製作工程を紹介します。あわせて、製作した甲冑の時代に活躍した関の戦国武将大嶋雲八(おおしまうんぱち)に関連した資料もあわせて展示します。

第4回展示☆時の輝き☆ からくり・おもしろ古時計展 Part2
2019/09/14(土)~ 2019/10/20(日)

下呂市在住の下村洋一さんは、46年間にわたって掛時計、置時計、懐中時計など約1,500台を蒐集しています。マイミュージアムギャラリーでは、平成25年に「☆時の輝き☆からくり・おもしろ古時計展」を開催しました。今回は改元を記念して、ユニークな動きをする、からくり時計を中心に約500点を展示し、時を刻んできた時計を通して時代の移り変わりを紹介します。また、一部展示品については、実際に動かした状態での展示を行います。

第3回展示「鉄道模型で見る昭和から平成、そして令和へ」
2019/08/03(土)~ 2019/09/01(日)

平成も終わりを告げ新しい元号になろうとしている今、日本の鉄道は、明治に始まり大正、昭和、そして平成と移り変わり、特に昭和時代に、大きくは国営の鉄道から民間のJRへ、そして第三セクター、又は廃線と、鉄道を取り巻く状況は大きく変化しました。本展示では、主に昭和時代から現在までの車両の移り変わりを、クラブ員所有の車両(HOゲージ縮尺1/80)を基に多数展示します。また、クラブ所有のレイアウトによる鉄道模型の運転も行います。

第2回展示「美濃縞展-江戸時代に想いをつなぐ 手紡ぎ手織りの縞木綿-」
2019/06/22(土)~ 2019/07/21(日)

美濃縞(みのじま)は、江戸末期に美濃国で盛んに生産された綿織物です。美濃縞伝承会では美濃縞を復活させようと、当時の手法を追体験しながら、現在31名の女性たちが活動しています。本展では、会員が制作した反物や着物、手で紡ぎ植物で染めた糸の数々や制作工程で使用する道具類など約90点を展示します。合わせて伝承会活動の一端も紹介し、期間中には糸紡ぎの実演と機織りの実技体験を行います。

第1回展示《久松真一記念館・抱石庵移動展》「知の巨人」久松真一『禅と芸術』の世界
2019/04/20(土)~ 2019/05/19(日)

岐阜県を代表する哲学者で、茶人でもある久松真一(ひさまつしんいち)氏を紹介する記念館「久松真一記念館・抱石庵(ほうせきあん)(国登録有形文化財)」の移動展です。久松真一氏は、京都帝国大学哲学科在学中師事していた西田幾多郎(にしだきたろう)から「抱石」の号を授かり、昭和49年帰郷後没するまで過ごした自宅を岐阜の「抱石庵」と呼びました。今回は、久松真一氏の遺墨、遺愛の茶碗のほか白隠(はくいん)、西田幾多郎の書画、同氏と交流があったハイデッカーや湯川秀樹、柳宗悦(やなぎむねよし)、イサムノグチらの書簡など60点を通して、「知の巨人」久松真一の世界に迫ります。
(久松真一氏 画像提供:久松真一記念館)

第6回展示「井戸家のお雛様 ~圧巻! 古今東西雛揃え!~」
2019/02/16(土)~ 2019/03/24(日)

現在の雛飾りは、内裏(だいり)雛(びな)、三人官女、随身(ずいじん)、仕丁(しちょう)、雛道具という規格化されたものです。昭和30年代初めまでは、東では金屏風の前に一対の雛を飾る段飾り、西では御殿の中に雛を飾る御殿飾り、雛人形とともにままごと道具を飾る習慣もありました。このように全国各地にはその地域ごとの雛祭りがあります。また、現代の雛人形の原型といわれる古今(こきん)雛(びな)は、江戸の職人により創作され、京都へと伝わり現代に受け継がれました。江戸、京都の古今雛、明治から昭和に至る御殿飾りを通して雛飾りの歴史や文化の違いを紹介し、あわせて雛道具や当時の生活を垣間見ることができるお勝手道具も展示します。

第5回展示「ようこそ「新生代」の化石の世界へ」
2018/12/08(土)~ 2019/01/27(日)

「新生代」は6500万年前に恐竜が絶滅した後、クジラやゾウの進化に代表されるように哺乳類が繁栄した時代です。しかし、その生態系は多岐にわたり、哺乳類だけでなく他の動植物にも及んでいます。今回は、滋賀県大津市在住の飯村強さんや瑞浪市在住の渡辺基文さんをはじめ8人の収集家・研究者の展示です。岐阜県を中心に周辺の地域から産出した新生代の化石約350点を独自の方法で展示し、多様な「新生代」の姿を紹介します。

第4回展示「ギネス認定きものコレクション ~岐阜ゆかりのきものたち~」
2018/10/06(土)~ 2018/11/25(日)

揖斐川町在住の樋口冨喜子さんは、着物の手触りや色合い、職人技の素晴らしさ、そこから見えてくる時代背景や日本の美に魅せられ、13年間にわたって着物を収集してきました。その成果は、2015年2月9日「最も多いきもののコレクション」として、ギネス世界記録に認定されました。今回は6000点余りのコレクションの中から、岐阜出身の人間国宝の作品や鵜飼、ひょうたんなど岐阜に関連した意匠が描かれた着物など、岐阜県ゆかりの着物約100点を展示します。

第3回展示「夢虫!熱虫! 懐かしの漫画・アニメコレクション ~過去から未来への贈り物~」
2018/07/28(土)~ 2018/09/24(月)

鉄腕アトムをはじめ、ジャングル大帝、リボンの騎士、火の鳥、ブラックジャックなど多くの漫画を生涯描き続けた「漫画の神様」手塚治虫。2018年は奇しくも手塚治虫が生誕して90年となります。今回は昨年に引き続き、手塚治虫コレクターの林さんが漫画やカバン、筆記用具など様々な虫プロ時代の本やグッズなど約1000点を、また、鉄腕アトムコレクターで熱中凝歴人(これくたー)倶楽部(くらぶ)代表の小池さんが鉄腕アトム関連のグッズ約100点を展示して、日本のアニメや漫画の歴史を振り返ります。

第2回展示《明治150年・福澤桃介生誕150年記念》「諭吉から桃介へ ~日本近代化の軌跡~」
2018/06/09(土)~ 2018/07/16(月)

明治元年から今年でちょうど150年。日本が近代国家に生まれ変わろうとするまさにその年に岩崎桃介は産声をあげました。福澤諭吉に才を見込まれ、養子に迎えられた桃介は直ちにアメリカへ留学し、帰国後、民間初の外債発行等を手掛けました。相場の名人となって財を築いた彼は次々に重化学工業を立ち上げ、経営の鬼才と謳われました。中でも急流木曽川を舞台に日本初のダム建設に成功したことが日本の工業水準を一気に欧米並みに押し上げたといえます。今回は大井ダム関係をはじめ約100点に及ぶ展示品を通して、諭吉から桃介へ、父子二代にわたって祖国の近代化に情熱を注いだ「明治人魂」に迫ります。

第1回展示「現代の刀装職方と金工美濃彫展 ~匠の技と雅な刀装具~」
2018/04/07(土)~ 2018/05/27(日)

日本美術刀剣保存協会岐阜県支部は、昭和32年の設立以来、刀剣・刀装・刀装具の研究、保存及び交流といった活動に取り組んできました。昨年の「日本刀押形展~幽玄美へのいざない~」の開催に続き、今年度は「現代の刀装職方(しょくかた)と金工美濃彫展 ~匠の技と雅な刀装具~」を開催します。題名の「刀装」とは刀剣の外装であり拵(こしらえ)のことです。現代の職方(柄巻(つかまき)師・鞘(さや)師・塗(ぬ)師・白銀(しろがね)師)が匠の技を駆使して作り上げた刀装19口とその刀身7振り、さらに郷土が誇る金工美濃彫(鐔(つば)・目貫(めぬき)・縁頭(ふちがしら)・笄(こうがい)、小柄(こづか))の優品55点を今回一同に展示します。

第5回展示「ミニチュア古民家模型と建具展 ~神代杉を使った芸術作品~」
2018/02/03(土)~ 2018/03/21(水)

神代杉(じんだいすぎ)は水中や土中、火山灰に長く埋もれていた杉材で、暗(あん)灰色(かいしょく)や淡黒色(たんこくしょく)など独特に木目や風合いを持つことで知られ、工芸品や日本建築に用いられています。可児市在住の肥田さんは建具職人として長年活躍され、引退後は建具の製作で身につけた技術を使って、神代杉を用いた合掌造りや古民家、花入などを趣味として制作しています。今回は、これまでに制作した神代杉による作品50点余のほか、建具職人時代に製作した建具10点余を展示します。

U-18 ミュージアム by 岐阜各務野高校・岐阜総合学園高校 ~高校生によるデジタルアート展~
2018/01/13(土)~ 2018/01/26(金)

岐阜県立岐阜各務野(かかみの)高校情報科と岐阜県立岐阜総合学園高校マルチメディア部の生徒が制作した様々なアプリや、楽しく体験できるデジタル作品、実際にイベント等で活用されたポスターなど、各種デジタルアート作品を展示します。

第4回展示《齋藤美術館 移動展》郡上ゆかりの茶道具コレクション
2017/11/11(土)~ 2017/12/28(木)

郡上市の旧家齋藤家が江戸時代から270年余りにわたって茶道をたしなみ、茶人として代々の当主が書画・茶道具を蒐集してきました。昭和62年に開館した齋藤美術館では、これまでに蒐集された美術工芸品を展示しています。今回は齋藤美術館が収蔵するコレクションの中から、名古屋の茶道の一派である松尾流の松尾 半古斎(まつお はんこさい)による掛け軸をはじめ、茶椀(ちゃわん)や茶入れ、棗(なつめ)などの茶道具中心に展示し、郡上の旧家がどのように京都や名古屋の茶道の家元と交流をもち、小京都とも呼ばれる文化を形成したのかを紹介します。

第3回展示「熱虫(ねっちゅう)! 昭和アニメ・漫画コレクション ~大切なものはかわらない~」
2017/09/09(土)~ 2017/11/03(金)

鉄腕アトムをはじめ、ジャングル大帝、リボンの騎士、火の鳥、ブラックジャックなど多くの漫画を生涯描き続けた「漫画の神様」手塚治虫。林さんが物心ついた頃にテレビで「鉄腕アトム」が放送され、本はもちろん文房具、お菓子、ゲーム、食器、服、カバンなどの多くのグッズに鉄腕アトムが使われるようになりました。年月が経過し偶然押入れの奥を覗(のぞ)くと、当時の鉄腕アトムが掲載された本がよれよれの状態で出てきました。懐かしさと感動でいろいろな思い出が甦(よみがえ)りました。家族に手塚作品を説明するうちに、その作品の多さとストーリー、絵のタッチに魅了され、いつしかグッズの収集に引き込まれていきました。今回は、これまでに収集したコレクションの中から、虫プロ時代のグッズ1,000点余を展示します。

第2回展示「太古の海から氷河期の森まで 4億年 ~新川コレクション 美濃飛騨とその周辺の化石・鉱物展~」
2017/07/01(土)~ 2017/08/27(日)

新川教さんは、道路工事や鉱山などの開発で失われていく化石や鉱物を見て保存を思い立ち、50年間で収集した標本は1万点を超えました。今回の展示では、古生代の奥飛騨「太古の珊瑚礁(さんごしょう)」から新生代の伊吹山麓(さんろく)「氷河期の森」まで、変化に富む郷土のすばらしい地質4億年の変遷(へんせん)を、岐阜県と隣接県を比較しながら、約25産地・300点の美しい化石や鉱物で、子どもから大人まで楽しむことができるよう紹介します

第1回展示「日本刀押形展 ~幽玄美へのいざない~」
2017/04/22(土)~ 2017/06/18(日)

日本美術刀剣保存協会岐阜県支部(支部長:近藤 邦治/岐阜市在住)は、刀剣文化の研究を行っている団体で、平成29年に創立60周年を迎えます。これを記念して「日本刀押形(おしがた)展」をマイミュージアムギャラリーにて開催します。「刀剣押形」は刀剣類を紙に写し取ったもので、写真では捉えきれない刃中(はちゅう)の景色や変化が一目で分かるように精確に描写したものです。本来押形は刀剣研究を目的とした記録資料ですが、本展ではこれを鑑賞用に構成し、刀剣の魅力を伝える新たな表現手法としています。今回は、刀剣押形38点とその対象となった刀剣14振のほか、最古の刀剣押形『往昔抄(おうじゃくしょう)(復刻)』などの関連資料を展示します。

第8回展示《松井屋酒造資料館 移動展》昔の酒造道具と懐かしの道具コレクション
2017/02/18(土)~ 2017/03/20(月)

富加町にある松井屋酒造の建物3棟と所蔵する酒造用具など約3,600点は岐阜県重要有形民俗文化財「富加の酒造用具」に指定されています。松井屋酒造資料館では、これら貴重な資料を実際に酒造が行われていた場所で忠実に再現展示し、酒造りの様子を紹介しています。今回は同館の収蔵品の中から、様々な桶や樽、櫂棒などの酒造用具を酒造工程と共に紹介します。また、今ではあまり見られなくなった懐かしい明治から昭和の生活用具も併せて展示します。

第7回展示「昔のあかりコレクション ~あかりを生み出す道具たち~」
2017/01/14(土)~ 2017/02/05(日)

関市在住の渡邊剛氏は、灯火具に関する収集を幅広く行っています。今回は所有する300点以上のコレクションの中から、江戸時代から昭和初期にかけて製造・使用された様々な行灯やひょうそく、提灯、燭台をはじめ、火打箱、火打金、灯火に関する引札、版画、人形などを展示し、灯火具の歩みを紹介します。

U-18 ミュージアム by 岐阜各務野高校 ~来て・見て・触れる デジタル作品~
2016/12/20(火)~ 2017/01/07(土)

岐阜各務野高校情報科によるデジタル作品展示。「さわらなくても映像が動いたり」、「スマフォで画像を認識したり」、「電波で動きが変わったり」といった、生徒が作成した体験できるデジタル作品の数々を展示します。

U-18 ミュージアム by 市岐商 ~市岐商デパートと学校創立50年のあゆみ~
2016/12/06(火)~ 2016/12/17(土)

岐阜市立岐阜商業高校で30年余行われている市岐商デパートのポスターと当時の資料を展示します。また、市岐商50年間の歴史についても、学校に残る写真や文章等を通して紹介します。

第6回展示「能面展 ~平家物語への誘い~」
2016/10/29(土)~ 2016/11/27(日)

能面は演者の動きによって、登場人物の心の動きを様々に表現し得る、世界に誇る芸術品です。岐阜面游会は能面の深い魅力に惹かれ、伝統技法にもとづく制作、研究を行っている愛好家の集まりです。今回は、会員が制作した能面作品30余を展示しますが、その中心を占めるのは、平家物語を題材とした能で使用される面の数々です。「滅びの美学」が漂うとも言われる幽玄の世界をご堪能いただければと思います。

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