結の様子(葺替え)
屋根の葺替えは30年~50年に1度行われますが、屋根が大きいのでたくさんの人手が必要です。また、春先の3月末~4月はじめの天気のよい日に1、2日という短い期間で一気に行わなくてはならないため、その家の人だけでは足りません。
そこで、ムラの人たちが大勢集まって共同で作業したり、資材を持ち寄ったりして、協力し合って葺替えました。
このように村人たちが協力し合うことを「結」といいます。
葺き替えのときには、さまざまな作業があり、茅を運ぶ人、屋根に上がる人、ご飯を作る人…など、100~200人くらいが集まって行うこともあります。
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