また、観光鵜飼とは別に、シーズン中に8回、皇室に納めるアユをとる「御料鵜飼」がおこわれます。御料鵜飼は禁漁区での漁で、観光客がまったくいない「平御料」と、宮内庁が駐日大使や公使夫妻などを観覧に招待する「外交団鵜飼(本御料)」などがあります。
鵜飼のシーズンに鵜匠は鵜飼をおこない、オフシーズンには鵜飼道具の作成や修理、かがり火につかう薪割り、新しい鵜(シントリ)の世話などをしています。とくに鵜の体調管理にはとても気をつかっており、鵜飼シーズンの 始まりと終わりには獣医に健康をチェックしてもらいます。